鍵のお話 「鍵製作、合鍵、愛の合鍵」

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こんばんは。鍵の学校 たかだです。

 
先日、お忍びで尼崎の実家に弾丸帰省いたしておりました。

家の前にはいつも兄の原付(today)が停まっているのですが
いつものバイクが無く、
代わりになぞのバイクが停車しておりました。

 

ドイツの単車、DUCATI(ドゥカティ)。おそらくイモビ入り。

ドイツの単車、DUCATI(ドゥカティ)。おそらくイモビ入り。

 
なぞのドイツ高級単車 ドゥカティ。

 

 
なぜここにドゥカティが・・・
しかも結構放置されているっぽい。
うちのことだから、どうせ鍵なくして乗らなくなったとかいうオチではないでしょうか。

 
今度帰ったときに鍵を作って勝手に乗り回してみたいと思います。

 

 

 

その横にもなぞのバイクが、

 

!!

 

なんとも言えない改造バイクがありました。

なんとも言えない改造バイクがありました。

 

 
なんでしょうこのセンスのない改造のヤマハ デュオは。
これぞ尼崎クオリティ。
改造させられる板金屋の身にもなってあげてほしいです。

 

 

もし兄がこの原付に乗っていたとしたら
往復ビンタをしてやりたいところです。

 
これも今度鍵を作って乗り回してみようかと思います。

 

 
こんなへんてこなバイクの鍵も作れるの?
作れるよ!

 

 

というわけで今日は「鍵製作、合鍵、愛の合鍵」

 

 
だいたいたかだが実家へ帰省をするときは
誰にも何も言わず、いきなり予告もなく現れます。

 
まあやぼ用があったのですが、
母への連絡手段が「はがき」しかないため
このいつでも簡単に連絡が取れる時代を生きていると面倒臭いのです。

 

 
いきなり登場したたかだは家に入ろうと
鍵穴に鍵をさしこんでがちゃがちゃと回しておりました。
するとなぜか全然開きません。
あれおかしいな故障かなと思っていたら
中からいきなりかーちゃん登場。
どうやらかーちゃんも家から出ようとして鍵を開けようとしたら
いきなり開いてびびって、勢いで鍵を閉めたらしい。

 
母が私を見て一言

「なんやゆきちゃんか。いまからコンビニいくけど一緒にいくか?」

 

2年ぶりに会う娘にいうセリフではないよ、母。
どうやら母は近所にできたローソンがお気に入りらしく、
暇さえあらばコンビニに行っているらしいです。

 

 

「東京にはローソンが1億個くらいあるからもう飽きた」
と嘘をつくたかだ、感動する母。

 

 

そんな家の鍵は、SHOWAの下向きピンシリンダー。
新しいのに変えなさいよと言っても一向に変えません。
たかだが家にいる頃は、鍵無くしたら鍵交換をしていましたが、
ここ15年くらいは、鍵をなくしたら窓を割って入るというロックぷり。
そしてまたなくしたときのために窓も直さず、
鍵も合鍵をから鍵を作るそうです。

 

ピンが下向いているからやりづらいことこの上なし。

ピンが下向いているからやりづらいことこの上なし。

 

 

「鍵をなくして心配なので交換したいわ」
という心配性の方とは真逆をいっておりますね。
ていうか、そんなに頻繁に鍵をなくしているのか、母よ・・・。

 

 
バイクでも家でも、鍵をつくる際には鍵穴から鍵をつくるのが常です。

 

バイクの鍵は、鍵穴を覗くとタンブラーが見えます。
タンブラーの段差を確認して、
その段差のとおりに削るとギザギザの鍵ができます。
へんてこ改造Duoですが、鍵穴はいたって普通なのでこの方法ですぐできます。

 

Dioの鍵穴。普通。

Dioの鍵穴。普通。

 

 
ドゥカティも基本的にはこの方法でオッケーなのですが、
いかんせんドイツ車なので、
キーブランクが国産のものとは異なります。
そのため、ドゥカティのキーブランク入手から始まるわけです。
また、内部のタンブラーが国産のものとは仕組みが違う場合があるのと、
イモビライザー入っているかどうか問題も重要ですね。

 

 

玄関先にあったドゥカティは年式もブランクもイモビもわからないですが、
ブランクが入手できれば頑張って削ってみたいところです。

 

 

 

では、家のピンシリンダーはどうでしょう。

 

家の鍵製作の場合は、シリンダーを取り出してから
ピンの段差を読んでつくる方法が最優先です。
そのため、鍵をピッキングで開けるわけですが
鍵穴が下向きなので、
普通に考えたら開ける人間が逆向きにならないといけません。

 

下向きが面倒といわれる所以はこれなのですね。
ドアスコープがあれば、オープナーで開けた方が早いです。

 

1階の家の入口はアルファのサムラッチがついていました。ピンが上向きなので普通。

1階の家の入口はアルファのサムラッチがついていました。ピンが上向きなので普通。

 

 

そして鍵を開けて取り出したキーシリンダーからピンの段差を読んで
その通りに削れば鍵が一発で作れるというものです。

 

 

合鍵から鍵をつくるのがよくないと言われているのは
元鍵のキーウェイから合鍵をつくるだけでも若干の誤差がでるのに
これが合鍵なら、その合鍵なのでさらにピッチに誤差が出るためです。

 

 

刻みに誤差があると、さして回そうとしても
回りません。
合鍵なので、無理やり回そうとしたら折れちゃいます。

 

 

 

ディンプルキーなら、すごく気をつけて削らないと
まわらない鍵になることが多いです。

なぜたかだの家は大丈夫なのか??

 

くそ5ピンだからだよ(もちろんそれはそれは回りづらいですが)。

 

 

鍵が複雑になればなるほど、合鍵製作も難しくなるよ。

 

 

2日休んで会社に行ったらたかだ行きの連絡ボックスが酒だらけになっていました。なんで?

2日休んで会社に行ったらたかだ行きの連絡ボックスが酒だらけになっていました。なんで?

 

 
もはや我が家にはこの鍵の純正キーは残っていない様子。
かわいそうなので、
今度勝手に超高性能電子錠などに鍵交換をして
アナログなやつらを困らせてやりたいと思います。
我ながら、親孝行な娘であった。

 

 

カーテンレールに上る猫。

カーテンレールに上る猫。

次回予告 「破錠」